構築と破壊と再構築 mashup chart it!  

つみき設計施工社のFacebook運用デザインを考える授業をしました。今回は4つのカテゴリーにわけて個人レポートからはじめました。<コンセプト、リアルとFacebookの結びつけ方、コメントに対する反応/他の情報提供、投稿の情報の割合>

全部のレポートをみんなで共有。

その後は勇気を持って、はさみでバッサリ!

情報をバラバラにして自由度をあげます。4人でグループになって、そのばらばらにしたアイデアのなかから一番良いアイデアを組み立ててゆきます。それをもう一度スキャンして、各グループ30秒でプレゼンしてもらいました。(と言ってもみんな3分話すんだけどね。)

組み合わせで出てきたアイデア(情報)はどんどん結晶化してゆき、自分では思いつかなかったものになってゆきます。

このマッシュアップの仕方はなかなか面白い。各グループがバラバラのカードを目の前にしたときに、まったく違う方法でカードを選んでいきました。

・ゲームのよにテキトウな組み合わせから最適解を導きだそうとするグループ

・全部のカードを一枚一枚説明していくグループ

・カテゴリーにわけるグループ

・説明のあとに多数決できめていくグループ

いまあるアイデアから最適解をみつけ新しい世界を想像できる力。これを企業でやったら面白いだろうなぁ。

ひとつだけはその場で書いても良いルールにしました。




美しく長い時間に自分を置く

とても私ごとなんですがアーティストとして美しさをどう捉えていくか、何を見ていくかをいつも考えています。ともすれば誰かの考えた安易な答えが沢山あって、言葉は強く他人の考えも自分の言葉になってしまいます。ここはとても冷徹に自分を観察しなければいけません。

杖道をはじめて二年、昨日で初段になりました。

稽古で何を考えているかというと、何が美しいか、人はどう進化するか、人との心地よい関係は(間合い)なにか。デジタルの世界を考えているときと同じです。

ただ違うのは身体を動かすことと、時間感覚、そして師匠がいることです。

さて美しさとは何でしょうか。

これ!というものはあるのですが、言葉に定着できません。

 

 

 

 

アーティスト仲間であり、杖道の先輩でもある中村さんに写真を撮っていただきました。それがこの写真なんですが、私はこれをみて自分の癖がなおっていないことに愕然としました。立ち姿もまだ未熟です。私の理想の美とは遠い世界です。

素直に自分の未熟さを受け入れて精進したいと思います。

一緒に組んでいただいた同じ道場の中島さんありがとうございました。

そして山口先生、中村さん、藏脩館のみなさま心から感謝しております。今後ともご指導よろしくお願いします。

 

 

Social Media Personality

つみき設計施工社の河野さん、桃ちゃん、相良さんに授業にきていただきました。

ソーシャル・イノベーションベンチャーのつみき設計施工社の活動に合うようなFacebookデザインを考える授業をしています。

今回の授業終了前に全員がFacebookへの写真投稿をします。ソーシャルネットワークはとにかく怖がらずにやってみることが一番の早道です。

投稿した後にこの4点について考えてもらいました。

Values:伝えた価値観は何ですか。

Target:どんな人を想定した内容ですか。

Emotion:投稿を見た人はどんな感情を想起させられますか。

Photo:写真はキャッチーですか?文章とのバランスは?

投稿することを前提に授業をしたらみんな真剣です。

この方法は使えますね。ふふふ。

つみきの河野さんが今までの活動や今の仕事、そして未来の夢などを話してゆきます。それをみんながマトリックスに書きこんでいきます。

つみきのお話を聞いてわかったのはなにより大切にているのは人と文化です。その人との関係を大事にできるような情報の人格をどうやってつくっていくか、それが大きなテーマです。

 

<建築業界のなかのつみきの位置を中心>

<つみきの仕事内容>

 

 

これらの情報をもとに来週はFacebookデザインにとりかかります。

河野さん桃ちゃん相良さんありがとうございました。

そして今後ともよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮大工の口伝

「この道具なんという名前か知っていますか?」
早稲田大学の授業に宮大工の相良さんにゲストで来ていただきました。
ぽか〜んとする学生のなかでひとりだけ「差し金!」と元気に答えてくれました。

ではクイズです。
「この差し金で曲線を書くにはどうやってやるのでしょうか?」
受験戦争を勝ち抜いてきた学生さんたちの目は真剣です。必ずとけるはず!そんな空気にみちています。

いくつか答えがでてきましたが、相良さんは首を横に降っています。

「では検索してみてください!」
いっせいに検索をはじめました。
「あっ、わかったかも!」嬉しそうな学生がひとり!前にでてきてやってもらいました。

「正解!」おぉ!意外な答えにびっくりです。

後でなんで答えがわかったのかを聞いてみると、差し金はまげることもできると検索したら出てきたそうです。
なるほど、私が事前に検索してみたら答えにたどり着かなかったのに…やるな。


ここからは宮大工の口伝です。宗派によって屋根の曲線が違うことやこの曲線がきまることで土台が決まってくることなどを教えてもらいました。学生も興味津々で様々な質問がでました。

相良さんお忙しいところ来て頂いてありがとうございました。

授業はまだまだ続きます。

 

情報の海にダイブして魚をとる方法

情報は狩りです!相手は生き物です。

そして死んだ魚は腐っていきます。

大学の授業は情報の化石を閲覧するためだけの時間ではありません。

もちろん化石から多くを学べます。でも食べて栄養にはできないのです。

 

生きている魚をとってもらうために授業を履修している学生さん全員にFacebookに入ってもらいました。半数は<15/30>は使ったことがありませんでした。授業用のクローズページをつくりそこで授業をします。(前回の授業ではFacebookについてのディスカッションをしています。)

ソーシャルベンチャー企業のつみき設計施工社を、その場でケータイを使ってネットで調べます。(半数以上の学生さんがスマホを使っています。)会社概要を図解します。図解していくとネットにはのっていない情報を知りたいと思います。その興味をFacebook上で本人に質問します。

学生がFacebookに書き込んだ質問は21個でした。それに対してリアルタイムでつみきの河野さんが答えてくださり、さらに質問が出るというインタラクティブな授業です。

この過程のなかでFacebookの使い方なども一緒に習得してゆきます。

【質問を少し紹介

Q:社会企業ということで利益を重視しているわけではないと思いますが、どのような精神で活動していますか?

A:つくり手と、住まい手が「ともにつくる」喜びを最大化するために、できることを全てやっています。

Q:つみきが住まい手との話し合いの中で妥協/保つことの境目ってあるのでしょうか。

A:とっても良い質問で、まだ言葉にしたことがありません。豊かな住まいをつくるために、住む人、つくる人、計画する人で能力を出し合ってひとつの住まいをつくります。施主からの要求が検討違いなら、素直にそのむねと理由を伝えます

Q:実際の施工は大体何名くらいで、どれくらいの期間をかけているのでしょうか?

A:店舗内装+リフォームに関しては2週間〜1ヶ月です。
職人は、大工1名、設備1名。
設計者2名も手伝いとして入る事があります。
お施主関係の方の数はプロジェクトによります。
2〜90名です。

 

 

<授業のながれ>

情報の収集(ケータイ)

構造の解析

足りない情報の捕獲(質問)

Facebookを図解する

この授業をできるのは河野さんのおかげです。大感謝!です。学生がみんなつみきのファンになっていますよ。http://tsumiki.main.jp/

 

来週はご本人が授業にいらして話をしてくださいます。興味のある方はぜひおいでください。

 

今後の授業の進行

河野さんからお話を聞いた情報をもとにFacebookのつみきのページの運用デザインをかんがえさせていただきます。中小企業が使えるFacebookの運用論をつくっていきたいと思っています。(情報の海での航海図をつくろう)

 

 

 

 

 

Chart it! ×Debate(後編)

チャートイットを使ったディベートはグループで考えた後は、個人で考えます。みんなで出し合って共有した情報をもとに考えます。

賛成派、反対派にそれまでのグループにとらわれることなく別れます。今回は丁度半数になりました。

賛成と反対を交代して意見をいいます。一人30秒、続けて同じ人が意見をいうこともしないというルールです。

あとで振り返られるように、メモをとってもらいました。

 

 

たくさんの意見が出て白熱したディベートになりました。

みんなの意見を言葉で聞いたあとは、もう一度個人で考えレポートにまとめます。

半数の人がFacebookを登録していなかった状態でした。この分野についてディベートをする知識が不足していた状態からのスタートでも価値あるディベートができました。

①情報を集めグループでディスカッションその内容をまとめる

②チャートイットを使って情報共有、全体を俯瞰しカテゴリにわける

③ディベート

④レポートに個人の意見をまとめる。

競技としてのディベートは賛成と反対を自分で決めることはありませんが、私は何かを思考することは必ず自分というものが必要だと思っています。

なので最後のディベートでは自分の考えをもとに

個人として意見を表明することを大切にするディベートのデザインを考えました。

 

 

 

Chart it! ×Debate(前半)

デイベートは日本人にはなんだかなじまないような気がしていました。関係性や空気を大事にする文化で育っているからでしょうか。

でもディベートのプロセスのなかから出てくる多面的な切り口は、とても面白くこれをチャートイットで実現できるんじゃないかと思いやってみました。

 

 

 

 
【チャートイットディベートのながれ】

 

・1グループ3名 賛成と反対グループ決め

 

・Facebookリサーチ ケータイを使って調べる

 

(使い方、企業のメリット・デメリットなど)

 

・opinion(主張)

 

 

根拠となるデータの書き出し(図解)

 

・チャートイットでスキャン

 

・合意形成(Consensus)関連の発見

 

・個人レポート

 

 

 

お題<中小企業はFacebookをやるべきか>

 

情報の提示 TwitterとHPの企業 ソーシャル・ベンチャーで従業員4人

 

8グループにAからDを賛成、EからHを反対にわけ 情報を調べたりディスカッションをしながら意見をまとめてゆきます。

 

 

 

まとめた意見のコピーになるような文章を各グループに書いてもらい、それをチャートイットでスキャンします。バラバラに書いてもらったものが一枚になり表示されます。

チャートイットのオーバーレイ機能で統合すると↓

この情報をもとに今度は個人で考えます。

 

グループごとに1分プレゼンを行い、自分のグループと正反対の意見をもつグループをあててゆきます。その話を聞きながら共通点をみつけたりグループ化し新しい視点を個人のなかで発見してゆきます。

 

みんなの思考のプロセスをオーバーレイでまとめるとこんな感じです。

後編につづく。(90分授業)