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映像
ビデオの祭典
東京ビデオフェスティバルが今年で終了するそうです。
ビクターが31年間続けてきたこの映像の祭典は世界最大級の映像の祭典です。
世界から集まる映像作品はプロからアマまで内容もアニメからドキュメンタリーまで多様です。
ビデオカメラが家庭に入り込む前から始まったこの映像祭は、ビデオで何ができるかという問いとともにはじまったはずです。カメラを持って何をどう撮るか、撮るべきものは何か映像のプロではない人々の挑戦的冒険がはじまった時です。
完成した映像を評価し作り手の人びとをつなげた場としての映像祭です。
私も東京ビデオフェスティバルで何度か賞をいただくことができました。
その賞が私にもたらしたのは、作る勇気とつながりでした。これがなかったらアーティストとしての私は存在しなかったことでしょう。
作るとは何か、メディアを通じたコミュニケーションとは何かねちねちと考える私の土台になっています。(笑)
いま映像は機械の進歩で誰でもが簡単にとれるようになりました。
ケイタイで撮ってすぐにインターネットで公開することも可能になりました。
映像を撮るという行為は人間に何をもたらしたのでしょうか。この長い歴史がこれからの映像社会を作っていくと確信しています。
東京ビデオフェスティバルが終了するには企業としての苦渋の選択があるのでしょう。
しかし今まで続けてきたスタップの方の熱い思いがここまで終わりの日を遠のかせたのだと思います。
ビデオフェスティバルという祭典の終了と同時にひとつの時代が終わります。
映像を撮ること作ることが次の段階に進み始めている、今だからこそ終わることができるのだと思います。
次の冒険はどんなものになるのでしょうか。
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