100人で学びあえるメソッド 身体と情報とスキルトロニクス2

ヒモの結び方をケータイで検索するときどんなキーワードをいれるのか。それが大きな問題です。知らない事というのは、調べかたの妥当性もわからないものです。

【ヒモの結び方】

【ヒモ 結び方】→「wiki ひも 結び方」

【救助 結び方】

【結ぶ アウトドア】→「アウトドアとキャンプ用品のブログ」→「まき結び」

【軽い荷物を運ぶ】

【ほどけやすい結び方】

【結び方 ほどきやすい】

この検索方法から、謎がとけてきました。みんな“しっかり結ぶ”と“解けやすい”が同居しているとは思わなかったのですね。検索する前に、最終段階のほどきやすいというゴールにみえていたようです。でも条件は、1時間持ち歩ける。解きたいときにほどきやすいでした。

振り落とされたのですが…それはせっかくできたのに、乱暴な人ですね。(笑)
一時間たえる結び方ではなかったのですね。

そういえば、靴ひもも沢山歩く時は注意深く結びますね。

なるほど、わかりやすい図解です。

できた!というグループに説明してもらいました。一番条件をみたしていた縛りかたをしたところは、一人がバイトでヒモを使った仕事をしているという学生さんがいて、それをやってみせているうちに「それだったら」ととなりの学生さんが工夫をしたチームでした。

わたしもできないので、人のことは言えないのですが、みんなヒモをさわることに不慣れです。ネットにたくさんのヒモの結び方という情報はあるはずなのに、その答えにたどりつくには経験や経験に基づく言語が必要なようです。

情報を身体に落とし込む、身体の情報を言語化する。何か大切なキーワードになりそうな予感です。

レポートはスキルトロニクスについて図解してもらいました。ヒモの結び方でスキルトロニクスを理解した人、そうでもない人がいましたが。どのレポートもとってもユニークなものになりました。これも身体を動かして考えた成果でしょうか。


100人で学びあえるメソッド 身体と情報とスキルトロニクス

アーティスト+杖道家の中村理恵子さんに授業にきていただきました。http://rieko.jp/

テーマは「身体と情報とスキルトロニクス」で100人で学び合えるメソッドを行いました。

プリンターのインクを一番安く買いたいときにどこで調べるか質問してみました。
「お店をまわって聞く」
「価格.comで調べる」

おむすびの作り方をしりたいときにどうやって調べるか聞いてみます。
「googleで[おむすび 作りかた]といれてみる」

わたしたちの生活のなかで身体を伴う情報はどのようにあるのでしょうか。

きょうはそれをみなさんと実験的にやってみようと思います。

「じょうどうってしってますか?」
数人に前に出て来てもらって予想した漢字の「じょうどう」を書いてもらいます。

うん、うん。

なるほど、なるほど。

正解を書いた学生さんはヒモを切るのを手伝ってくれたときに杖を見たので、これかと思ったそうです。鋭い。

では杖道が何かケータイで調べて教えてください。

すぐにwikipediaの杖道が出て来ました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/杖道

次に出てきたのはYou tubeの杖道です。ではそれがどんなものかやってみてください。

「打つ・突く・払う」って書いてある文字情報や、映像情報をみながら真似をしてみます。やっぱりよくわかりません。

では中村さんにやってもらいましょう。

すごい迫力です。

中村さんに杖道のお話をしていただきます。いつ始まったのか、いつ現代的なものに変化したのか、どうやって伝わっているのか。勝ち負けはあるのか。面白さは何か。

次は四尺二寸一分(約128cm)のヒモでふたつのものを結んでください。

その方法は自分たちの持っている情報とケータイで検索して調べてください。
何が正しいかはわたしもしりません。

ふたつのものを結んでください。ケータイでも筆箱でもなんでもいいです。

ただし、2つの条件はみたしてください。

1.一時間持ち歩いてもほどけない。
2.必要なときにすぐにほどくことができる。

なぜヒモを使ったかというと現代人はヒモを使うことができないからです。わたしもチョウチョ結びぐらいしか、できません…。

50年前まではヒモを使いこなせないと仕事ができない、生活が不便だということがあったはずです。しかし、いまは「まめ結びではだめだよ〜」という言葉さえ使えない時代になっています。日常に必要がないからです。

11月から杖道をはじめて自分の身体と脳がいかに不自由かということをしりました。

頭のみで考えていること、言葉や文字だけで考えるのはどうやら正確に世界をつかめていないのではないだろうか。身体と情報はどのような関係にあるのだろうか。そういえば、にしのさんがジャグリングをとおしてスキルトロニクスという理論を提唱していました。どうやらその辺と関係がありそうです。

スキルトロニクスとは道具を持ったときに人のスキルが向上する理論です。便利さや使いやすさも大切ですが、それでは人間のスキルが向上しません。

スキルトロニクスについては提唱者の西野 順二 (電気通信大学)さんの論文をお読みください。
http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/conf/2008/program/person-121.html

グループごとに(5人)、ケータイで調べたり、過去の記憶(ボーイスカウトなど)をもとに試行錯誤しています。

「先生!できました!」

わたし「…… 。」ふってみると、すぐにほどけます。

そうか、わたしは忘れていました。仕事でみんな使ったことがないんだ。私は農作業のなかでヒモを使うので、きっちりやることが絶対だと思い込んでいました。

この結び方で出来たと言ったチームが複数いたので、もう一度条件の説明をしました。一時間持ち運びたい。だけど、そこにはヒモしかありません。そのときの結び方ですよ。

だれもが不器用そうにヒモをいじっています。この授業はどうなるのでしょうか。

つづく

チャートイット@ラーニングバー

大人はどうやって学ぶか。
わたしも大変このことに興味があります。
今回そんな意味でも尊敬しているラーニングバーでチャートイットを使ってもらいました。
http://www.nakahara-lab.net/learningbar.html

今回のゲストは酒井穣さん
こんな本を書いている人です。
http://www.amazon.co.jp/はじめての課長の教科書-酒井穣/dp/4887596146

酒井さんのお話はエキサイティングでしたので、また後日まとめてかきます。

杉本さんがワンワードでチャートイットの使い方を説明しました。

今回は2つの設問に「はい」「いいえ」のどちらかをマークシートで選んでもらい、酒井さんへの質問を書いてもらう内容です。

みんなに書いてもらったらすぐに高速スキャンで読み込みます。
さすがに200枚だと10分程度かかります。

すごい枚数です。

みんなの答えが、円グラフになりました。
「おぉ!」歓声があがります。
同じ空間にいても、みんながどう考えているか見える体験はすくないものです。

ネットでつぶやくのも手ですが、まだまだ使いこなす人はすくないのが現状です。
これなら誰でもが意見を書いて共有することができます。

それに手書きの文字だと、人の性格をなんとなく想像したりできます。

今回いろいろな会社の方から使いたいという声をいただきました。
今後どんなソフトにしていくか、トライアルを繰り返しながら作り込んでいく予定です。

使ってみたいという方、ぜひご連絡ください。

メディアマップのメソッド

日々情報をもらったり、送ったりしているのは何処からか何からかメタ的に見ることができるマップを書くことは可能なんでしょうか。

私のなかでもまだ答えが見えていないのですが、授業のなかでみんなで模索してみました。

書いたら、それをモトに他の人と話して書き足す。関連性や見落としが見えてきました。

考えてみるとこれは、とっても複雑なことをやろうとしています。
口コミ、ネット、マスメディア、ケータイ、街。
情報も受け取るだけではなく送るのも当たり前になってきているものが多いです。
う〜ん。何かいい方法はないものでしょうか。
トレーシングペーパーとか用意したら面白いかもしれません。

楽しく書いて、分析できる方法がいいですよね。

こう考えてみると、複雑な世界を生きているのだと改めてびっくりします。
誰でもがつくれる、メディアマップをのメソッドをつくる。
これは、今後の課題です。

【100人で学び合えるメソッド】ゲスト:宇田道信さん

ゲストが来ても100人で学び合えるます。
学生さんに「宮原先生無茶振りだなあ…。でも結構好きです、こういう人。」とtwitterでつぶやかれ、うれしくなりました。(どんな無茶なのかは後ほど説明します。)
学校というところは楽しい無茶振りをさせてくれるところとも言えます。
少し頑張らないとできないけど、やってみればできた。そんな場をデザインしていきたいと思っています。

ゲストの宇田さんはご自身で開発した電子楽器ウダーを持ってきてくださいました。
http://uda.la/
まずは宇田さんとウダーの紹介とミニコンサートです。
みんな演奏に聞きほれました。何が起っているのか身を乗り出して見ているのは、見たこともない楽器はどんな風に演奏しているかわからないからです。

はじめの曲は教壇で演奏していただいたのですが、教室の一番後ろからでは何が起っているのかまったく見えません。
無茶を行ってみんなが見れる教室の真ん中で演奏してもらいました。

授業のテーマは「情報の編集」です。
グループわけして、数分間どんな質問をなげかけるかディスカッションします。

目的は、その情報をもとに友達にメールをする。またはブログを書く、mixiなどに日記を書くことです。

さて、どんな質問がなげかけられたでしょうか。

「彼女はいますか?」
「年齢は?」
「服はどこで買っているんですか?」
「出身はどこですか?」
「いつウダーをつくろうと思ったのですか?」
「ウダーを作った動機はなんですか?」
「どんな楽器に影響をうけていますか?」
「ウダーの仕組みを教えてください。」

などなど、沢山の?がでてきました。

遊びにきていた友達のOZくんに絵を描いてもらって、質問内容も書いてもらいました。

使える人は誰でも使う。わたくしのモットーです。(笑)

ウダーの音の仕組みを説明する宇田さんは真剣です。三角形が美しい音色で、反対が不調和音だそうです。

自分たちが得た宇田さんとウダーの情報をまとめたら、他の情報のまとめかたを見ます。

NHKのデジスタのときの映像をみました。
http://www.mefeedia.com/watch/26071299

目の前にいる宇田さんから引き出すことができなかった情報があったり、映像にはない情報を持っていることがわかります。

例えば宇田さんの人のよさを学生さんたちは、質問をすることで感じた人が多かったですが、映像にはそんな情報はありませんでした。

twitter で各グループごとにつぶやいてもらいます。
140文字で何を伝えるか。2こまでつぶやいていいことにしました。
ハッシュタグをつけて、つぶやきはすぐに反映されて、みんなでみます。#udar

写真をとることやリンクを貼ることなど言わなくてもみんなどんどんやれます。自分たちの道具となっているものは、使えます。

といっても全員がツイッターをやっているわけではありません。ケータイで使いこなしているのは少数派だと感じました。
しかしグループに一人いれば、情報を編集して他者に提示するという経験を共有できます。

レポート時間10分
レポート:メディアの違と情報の質感の違い・
ウダーについて・情報の編集について・など

書けた人からウダーを触ってみました。

プライベートな質問なども真剣に答えていただいたり、ウダーを触らせていただき宇田さんに大感謝です。ありがとうございます!

【100人で学び合えるメソッド】名刺ワークショップ WSをつくる編

名刺ワークショップについて書きましたが、私はこの型紙をつかって
[ワークショップをつくる]という授業をしました。

名刺ワークショップの型紙は下記にありますので
ご自由にお使いください。

【100人で学びあえるメソッド】名刺ワークショップ

100人で学び合えるメソッドの背景にあるのは、学びの効率です。
90分×15回の授業で先生が一生懸命に話したと思っていても、学生さんにとって眠くて退屈なだけの授業で終わってしまったら、お互い幸せではありません。

自分から学ぼうと思ったり、興味をもったり、人に影響されたり影響したり、そんなメソッドがあると思います。どんなに人数が多くても。(ちなみに登録者は170人でした。)

それに私の知識や経験を言語化しても、とても学生さんに満足してもらえるような知を披露することができません。

そう思うのはわたくしが高校卒業後4つの学校に行って様々な先生の授業を見たことに原因があります。90分の授業を価格にすると、そこらへんの英語教室よりも高い授業料になります。

そこにいるだけで学歴にはなります。しかしわたしは学歴にあまり価値を感じません。

先生が何を提示するかはシビアに見ていました。そのときの私に恥じない学びをつくりたい。そんな思いが強いのです。

本で学べること、先生の講義で学べること、体験して学べること、学生同士が学び合える学び。数字で出せる効率ではありませんが、眠さを我慢するような場はもったいないと感じます。

学生も私も一緒になって考えられる学びのメソッドをつくっていけたらと思っています。

本題の授業内容はこんな流れです。

・名刺ワークショップの振り返り
(特徴的なレポートを見せる+前回授業に参加していない学生に説明する形をとりながら学生さんにやってもらいます。)
・ワークショップショップとは何か。
・こんなワークショップがありますよの紹介。
・おすすめの本の紹介
・グループわけ:1グループ5,6人
(できるだけ友達同士にならないように工夫したほうが、うまくいく可能性があがります。)
・私が考えた名刺ワークショップ案(例)

グループごとに下記を考えてもらい紙に書いてもらいます。
1.コンセプト
2.やり方
3.振り返り方法

振り返りの方法を考える理由は、客観的な視点をもつことにあります。
その視点がもつと、盛り上がりだけでなく本質をつかみやすくなります。

・途中でも良いのでマイクを持って、コンセプトの発表
(マイクを使うことで、考えが出てこない他のグループにも良い影響があります。)

・ワークショップ案が完成したグループは
自分たちでやってみます。

出て来たワークショップ案のコンセプトはこんなかんじでした。
コンセプト
・名刺から浮き上がるイメージと本人の第一印象
・名刺のデザインから性格をさぐる
・肩書きから受けるステレオタイプ
・字体・レイアウトからその人のイメージを考える
・つくられた名刺から見る早稲田大学の学生の潜在意識
・自分と他人とのイメージの差異
・2枚の名刺から新しいビジネスの創出

内容と振り返り方法もどのグループも沢山のアイデアが出されていて
面白いものがいろいろとありました。

特徴的だったものをのせました。

名刺から新しいビジネスを考え出す!とっても面白いアイデアです。いろんな人と名刺交換する大人がリアルにこのワークショップをやったとしたら!妄想は膨らみます。

今回の授業で名刺の肩書きで一番多かったのは、レストランの店長だと感じました。本当に100枚の名刺を分類したら、潜在的な希望が見えてくるかもしれません。遊びとして、つくって欲望を計る方法もあるかもしれませんね。

制限されたもので新しいものを作り出す。

視点をどこにおくか、ものをどのように扱うか、人はその時何を感じるかなど

自分たちでモノも視点も道具もつくっていく。

そのときに自分だけでなく他者とアイデアを出し合い、ぶつかったり共感したりしながらかんがえられる場が100人で学びあえるメソッドの基本構造になっています。

フランスに住んでいるエッセイストの女性がラジオで言っていた、素敵なことばがあります。

「あなたとわたしはちがうのよ。あなたとおなじようにね。」

同じ名前の人物の名刺が100枚集まったところを想像してみてください。

それは、それを作ったひとたちの個性のかけらになります。

そのかけらを使って何をするか考える。それが名刺でワークショップをつくることです。

写真をとっていたらピースをしてくる学生さんが何人かいました。お茶目さんですね。ふふふ。

【100人で学びあえるメソッド】 手つなぎゲーム

40人定員でお願いした大学の授業が3倍に受講生が…!
対話できる限界は40人までだと思っていてお願いしたんだけど。
教室に座る130人を超える学生さんたちをみて、新しいことにチャレンジしてみようと思い直しました。

【100人で学びあえるメソッドをつくる】
・一方的な講義はしない(心が動く学びの場をつくる)
・みんなに手伝ってもらう。
予定:アニメ、楽器、杖道、その他
お願い!「みなさん、来てください!」

・メソッドを公開していく。気に入ったらみんなで使ってもらう。
・コンセプトレクチャー→ワークショップ→ディスカッション→小レポート(90分)
(次回:小レポートの発表で振り返り)

<心構え>
・主導権は学生にある。(良い道具の提供をする)
・やわな♥としなやかな思考をもつ

第一回目は私がWSの導入でよくやるゲームです。

<手つなぎゲーム>
日常的にどんなコミュニケーションを自分がしているか、人としているかメタ的に見ることができます。
おまけとしての効果は、手をつなぐ接触とチームで乗り越える事ができるので緊張がほどけます。
そして、受け身の態勢から身体を使うことで心が動きだします。

【基本】
1,3人〜8人でチームになって輪になります。
2,後ろ向きの状態で輪になって手をつなぎます。
3,後ろ向きのまま今繋いでいる手とは違う手と手をつなぎます。人数が少ない場合は手をクロスさせて手を繋ぎます。
からまった状態になります。
4,手を離さないで元の輪になるように解いていきます。

基本編が終わったら、制限を加えます。

【No sound 編】
言葉を使わないでやってみます。

【No sound +視線を合わせない 編】
言葉も視線も使わないでやってみます。

注:教室など狭い場所のときは半分にわけ順番で行います。見ている人たちは観察者としてコミュニケーションで何があるとできるのか、一つの社会としたらどんあ状態なのか投げ掛けながら観察してもらいます。

<ディスカッション時間>
何がどう感じたのか、日常のなかのコミュニケーションに落とし込んだろうどんなことが起ったのか、自分が普段使っているネットやケータイなどのコミュニケーションと比べてみる。

<小レポート>
ディスカッションを元に自分の考えをまとめる。

次回、代表的なものを公開して振り返り。

(6月からは開発中のチャートイットをも使えるかな。その場でアンケートをつくり、その場で公開していくシステムです。)

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手つなぎゲームについては下記の本を参考にしています。おすすめの一冊です!

参加型ワークショップ入門
ロバート チェンバース (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4750319112/ref=sr_1_7?ie=UTF8&s=books&qid=1270940971&sr=1-7

チャートイット@MELL EXPO(東大)

MELL EXPO 2010にチャートitとムービーカードを出展とプレゼンしました。

チャートイットは非公開で何回か使用して大変好評をはくしているものです。今年これを大々的に展開していきたいとおもっています。

みんな意見が言いたい!
インターネットを日常的に使うようになって、私たちのマインドも変化しました。
・読む価値のある文章を瞬時に見分ける。
・スルーする技術を身に付けた。
・ストレートに意見を書くことに抵抗がなくなった。

しかし現実の講演やパネルディスカッションや授業や会議などでは、まだ昔ながらのコミュニケーションしか計られていません。

本当はその場にいる人が意見を伝えられてみんなで共有することができるはずです。そうすることで、はじめて足を運んで参加している価値がでるはずです。
ツイッターやチャットなどのシステムがあるじゃないか、そんな声が聞えてきそうですが。
はたしてそれらを使いこなしている人は全体の何パーセントでしょうか。
もし参加者の80%がそういう方々だったら、それは道具として使うことができると思います。

現実はツイッターがすごいと騒がれていたとしても、使いこなせる人となると少ないとおもいます。

チャートイットは紙に手書きで意見を書きます。
マークシートもあるので、その場での総意をつかむことができます。
手書きの文字には味があります。どんな性格の人なのかなんとなくつかむみながら読みます。

集めたアンケートは高速スキャンで読み込み、すぐに公開されます。

これはその場を動かす司会者だけが見ることができるアンケートとは意味が違います。
その場にいる人全員で参加者の意見の目撃者になります。
そのなかには本質を突いた意見もあるだろうし、的外れなものもあるはずです。
運営者の意見に賛成の人も反対の人の意見も、公平に見ることになります。

目撃者は全員ですが、ひろいあげるのは司会者や登壇者です。集めた意見からまた話を広げて話したり深めたりしながら、また質問したいことが出てきてら質問を参加者にすることで今までにない場が生まれると思います。

きょうは「授業やパネルディスカッションや会議で意見がいえなかったことがありますか?」というアンケートをとってみました。

A.いつも
B.ときどき
C.あまりない
D.ない
E.直接本人に聞く

アンケート結果はAとBがほぼ同数でCとDは0票でした。Eは少数でした。

理由は:はずかしい。質問内容を忘れてしまう。みんなが聞きたいことかわからないからなど様々でした。

みんな意見があってもなかなか聞けないですよね。
大学の授業で使いたいというご意見やパネルディスカッションで使いたいというお声を聞くことができました。
とっても嬉しいです!
これは新しいコミュニケーションの道具として、ぜひみなさんが使えるようにしたいと思います。