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長野 Archive
こどものいばしょ
いま庭からこどもが山羊とあそんでいる声が聞えてきている。孫でも親戚の子どもでもない。近所のこどもが遊んでいる。

葡萄畑でかん水をすれば、近所の子どもたちが回る水をよける遊びを永遠にくりかえす。
学校で友達ができないという男の子がなぜか、イキイキと畑仕事を手伝っていたりする。
こんど林檎畑で肝試し大会をするという。
もと教員の父は遊びの天才だ。
夜、林檎畑を歩くそれだけで暗闇がおっかないものだということを知っている。ぼんやりとした灯を置いて、道をつくるだけで冒険のはじまりだ。
父と母に大きな目標があるわけではない。
広い心があるだけでこどもの居場所をつくってあげられるのだと、いつもながら関心する。
彼らは中学生になると、遊びにはこなくなるが道で会うと母に「おばちゃーん」といくつになっても笑いかけてくる。
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オセロ散歩
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お父さんのTo doリスト
父のメールの内容はいつもほほ笑ましい。
「きょうは飯前に消毒、野菜の収穫、(キュウリは大きすぎ)ぶどうの摘花作業、大忙し。」
こんな農作業のTo doリストを東京に住む娘に一生懸命送ってくる。
そしてみてみてと誇らしげに野菜や植物の写真つき。
父はコミュニケーションが下手だけど、こういうのっていいと思う。
長野はいまカエルが沢山合唱しているんだろうなぁ。
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ある日のごはん
父がときどき美味しい野菜をおくってくれます。
今回は大量のセリもつんで送ってくれました。
有機で作っている野菜たちの美味しさは、食べると幸せの味がします。
母の手作りの味噌と醤油も送ってもらったので、いっきに料理をしました。

・おやき(マル茄子)
・大根葉のみそ汁
・セリのナムル
・きゃらぶき(母作)
・しょうがの佃煮(母作)
・もろきゅう
・さくらんぼ
・トマト
・梅ジャムの炭酸割り
ごちそうさまです。
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一輪のポピー
父からのメールと写真が来ました。
昨年の9月に死んだ犬(コウタ)を埋めたところに一輪のポピーの花が咲いたそうです。
種もまいていないのに、不思議でしょ、と父。
私はこういう事が発見できる父が大好きです。
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母の味噌
母から教えて欲しいことの一つに味噌と醤油の作りかたがあります。
父がガンと共にいきる運命だと知ったころから、頭の片隅に死がいつもあります。
人はいつか死にます。
その当たり前のことが世界観を豊かにしてくれます。
母がいない世界を想像してみると、なぜか味覚と直結していました。短期的なきもちより長期的に味覚の欠落と母への思いを想像して悲しくなりました。(母はいたって元気です。)
とくに味噌、醤油は他に換えが効かない!
母の手作りのを食べ続けてきた私にとって、買った醤油と味噌は似せたものにしか感じられません。
それでも味噌などはいろんな地域の手作りの味を楽しめるのですが、醤油は無理でした。
味覚というよりエネルギーを感じる食べ物を頂いてきたということだと思います。
そのエネルギーを感じる力をつけてくれて
「お母さんありがとう。」
実家の味噌蔵で味噌を仕込む母とそんな話しをしました。
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アスパラ
一生懸命なときは前がみえなかったりします。
きっとかれもそうでしょう。
いま、林檎畑のおいしいもの。
夏のような陽気でアスパラガスが、ぐんと大きくなりました。
アスパラは鳥が種を運んできました。
とりたてを、さっとふかしてたべるアスパラは絶品です。
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うらぎり
まさか、裏切られて泣くとは思いませんでした。
こんなことになるなんて…。
わからないものです。
ガブリと奥歯でかまれました。
草をすりつぶす歯で私の中指を…ぐしゃり。
「いてー!」
ゆきちゃんははじめ、私のゆびをなめていて次は吸い付いて甘えていました。それが食べるに変更になってしまいました。
涙を流しながら、止血して散歩へ
まったく反省する気はないようです。
大きなこころを持てるようになれということですね。
負けませぬ。
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夏の歌
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