母の味噌

母から教えて欲しいことの一つに味噌と醤油の作りかたがあります。

父がガンと共にいきる運命だと知ったころから、頭の片隅に死がいつもあります。
人はいつか死にます。
その当たり前のことが世界観を豊かにしてくれます。

母がいない世界を想像してみると、なぜか味覚と直結していました。短期的なきもちより長期的に味覚の欠落と母への思いを想像して悲しくなりました。(母はいたって元気です。)
とくに味噌、醤油は他に換えが効かない!
母の手作りのを食べ続けてきた私にとって、買った醤油と味噌は似せたものにしか感じられません。
それでも味噌などはいろんな地域の手作りの味を楽しめるのですが、醤油は無理でした。

味覚というよりエネルギーを感じる食べ物を頂いてきたということだと思います。
そのエネルギーを感じる力をつけてくれて
「お母さんありがとう。」

実家の味噌蔵で味噌を仕込む母とそんな話しをしました。

アスパラ

一生懸命なときは前がみえなかったりします。
きっとかれもそうでしょう。

いま、林檎畑のおいしいもの。
夏のような陽気でアスパラガスが、ぐんと大きくなりました。

アスパラは鳥が種を運んできました。
とりたてを、さっとふかしてたべるアスパラは絶品です。

うらぎり

まさか、裏切られて泣くとは思いませんでした。

こんなことになるなんて…。
わからないものです。

ガブリと奥歯でかまれました。
草をすりつぶす歯で私の中指を…ぐしゃり。
「いてー!」
ゆきちゃんははじめ、私のゆびをなめていて次は吸い付いて甘えていました。それが食べるに変更になってしまいました。

涙を流しながら、止血して散歩へ

まったく反省する気はないようです。

大きなこころを持てるようになれということですね。
負けませぬ。

夏の歌

夏の寝ている場所って知っていますか。
ここですよ。

えっ、見えない!?
そんなはずないです。よく見てください。
そして、耳をすましてください。

夏を祝う歌の練習をきょうからはじまりました。

好きの表しかた

わたしは白
あなたは黒
わたしはヤギ
あなたは犬
私はメーメー
あなたはワンワン

一緒なのはお互いに魅かれ合う心だけ

昨日まで相手の存在もしらなかったものどうしが仲良くなりました。
さびしいけど、人が仲良くなるには理由が必要です。
好きはそんなに難しいことではないのかもしれません。

物々交換

今朝とうとう目撃しました。林檎と白菜の物々交換!
毎年冬に実家に帰ってくると、大量の美味しい白菜があります。
聞いてみると山の向こうに住む白菜農家と物々交換をしているとのこと。いちどその現場を見てみたいと思っていました。
今朝トラックが来ていたので覗きに行ってみると、噂の白菜農家の人です。
この物々交換は10年続いています。
交換するのはキズ林檎です。標高の高いところに住む白菜農家には林檎がありがたく、林檎農家には白菜がとっても嬉しいのです。
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スーパーで売っている白菜にはない美味みがある西条白菜は、このまま春まで美味しく長持ちます。

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その他にも林檎と魚の物々交換をしていたりします。
この物々交換が始まったのは愛知県の日間賀島に家族旅行に行ったときです。島を歩いて散歩していたときに、漁師の奥さんが外で魚を干す作業をしていました。母が魚のことなどを質問をはじめたので私は離れてしまったのですが、数分後に物々交換の取り決めができたようで沢山の魚を抱えていました。
海と山の物々交換はかれこれ、5年ほど続いています。

もちろん近所の人とも小さな物々交換をしています。柿と大根とか
自分の家で作っているものと作っていないものを交換する。
物々交換はとっても単純な仕組みですが、これができるベースは人を信頼すること、良いものを良いと感じる心、作ることへの尊敬です。
お金は大切ですが、それだけが全ての世界は面白みがありません。
いろいろなものを単純に計れない人間関係が沢山広がれば、もっと楽しく暮らせるのかもしれません。

長野の秋

農家の娘に生まれてよかったと思うのは、秋の美しさを毎年楽しめることです。
林檎の色、ザクロの色、葉っぱの色、空の青。
美術館で絵を見て感動することが少ないのは、さまざまな色の美しさを知ってしまっているからかもしれません。

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いま実家の長野に帰省しています。
今朝、父に頼まれて林檎の出荷用のチラシの写真を撮りました。
こうやって写真で見てみると二人ともとても良い顔をしていると、自分の親ながら思いました。
母は強く優しい人です。
父以上に心が綺麗な人にあったことがありません。

尊敬できる親を持てて本当に幸せです。
明日からは寒いなか林檎とりで忙しく働くので、きっとこんなことを忘れてしまうと思い書き留めてみました。

母
父